「長く使って素材に味が出て、そして愛着が増していく」そんな住まいをお渡ししたい。
設計事務所「春摘」の日々を綴ります。
高知のこと

高知の旅から日常にもどり、早 ひとつき。

 

忘れないうちに少しかいてみます。

 

 

 

 

この夏のH夫妻のエピソードとしては、

 

「Yさん、服 破れてるよ」

 

「そうなん。服、10年着るとそこらじゅうが一斉に破れてくるね」と

 

真顔で話していたおふたり。家には美しい道具や 素材のよい布のみが

 

あり、ものがかなり少ない暮らしをされていて、衣類も10年という年月、

 

大切に着られているのがよくわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高知に住むH家。もともとはわたしの従兄弟がつれてきてくれた

 

関東在住のご家族でした。福島原発事故を機に、西への移住を決意。

 

「関西で 葉山みたいなところってどこですか?」と第一声。

 

 

 

そのころH 家は、

 

オフグリッド(電気インフラから遠のいて暮らすこと)をめざして

 

自力発電とか、トイレもできればコンポストトイレで…

 

自力建設なんかもしたい。野菜を作りたい。貨幣をあまり使わない暮らしを

 

したい。と さまざまな地に住んできて そういう方向へ一歩を

 

踏み出していかれようというタイミングでした。そういう志の家族、

 

その後どうなっていくのかな?となんだか気になりときどきメールしたり

 

お電話したりしていました。

 

 

 

 

 

それから 京都市左京区、高知市を経て高知県香美市に居を。

 

古い家を 自力でDIYしたり友人につ手伝ってもらったりしながら

 

今、自宅棟、カフェ棟をつくり、畑を開墾しと くらしを紡いでいって

 

おられます。

 

 

 

わたしたちが、寝袋持参で遊びにいきたい!と打診したところ

 

小屋が完成すると思うので、ぜひどうぞ。ということでこの夏

 

昨年に引き続き高知へと車を走らせたのでした。

 

 

とにかく 気持ちのいいご夫妻でお話しするとこちらも

 

エネルギーが満ち満ちてくるそんなところが好きでまた会いに

 

いったという感じです。(あと、私たち家族も、高知に流れる

 

気 や気質に惹かれています)

 

 

 

 

 

 

なんと、到着2日前に手作り漆喰を塗り終えられたばかりの小屋に

 

泊めていただきました。

 

 

漆喰は なやカフェのゆうきさんという方の指導により ダンボールと石灰から

 

手作りしたとかで! 3畳ほどの極めてシンプルな小屋。

 

夜は 手製の網戸により虫から守られ、夜中にふった大雨もしっかりしのいで

 

でも、虫の音や月光を浴び、外で休んだようなそんな経験をしました。

 

 

 

ある夜は車の通らない道路の上に毛布をひいてもらって

 

蚊にさされないよう毛布をかけて、手にはかとり線香を

 

持って 6人雑魚寝でたくさんの星をみたり。

 

 

 

 

午前中に近所の直売所にいき、穫れたての野菜やスイカを

 

買い込み、野菜たっぷりのお食事をみんなでいただいたり。

 

夜は高知流の厚切りカツオのさしみに舌鼓をうって。

 

 

 

 

子供達が寝付いてからは大人達で おもしろいお話を

 

したり。日頃 ばたばたと忙しいわたしも ほんとうにリフレッシュ

 

させていただきました。

 

 

 

 

 

 

そして。滞在中はコンポストトイレをおかりしました。

 

 

 

 

 

とても簡単に快適に使用でき、下水道にお世話にならないトイレというのは

 

とても環境負荷が少ないだろうなと感じています。

 

 

 

今、ご家族ではゴミを極力ださない暮らしに取組んでおられます。

 

 

 

 

そういうことを、見直していくきっかけももらったこの夏でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 暮らし | 14:14 |
吉野杉に会いに/羽曳野 新築

8月に着工した新築は今、現場では地盤改良。

 

大工さんのほうでは 構造材を刻んでくださっている段階で

 

それを見に、そして 今回の林産地である奈良県吉野へ見学にいきました。

 

 

 

樹齢50年の木、樹齢250年の木をみせていただき 今回の構造材70〜100年製

 

という時間の流れを 実際に感じてきました。吉野の山深いところで、杉の木が

 

大切に大切に育てられていました。

 

 

丸太→製材→天然乾燥→最終製材の工程を

 

今回お世話になっている(株)ウッドベースの中西社長にお話いただきます。

 

 

笠松大工の刻み作業場。一本一本に墨付け、手刻みが丁寧に行われています。

 

この日は金輪継ぎの部分も見せていただきました。プレカットが主流の

 

現在では珍しい光景です。

 

 

 

 

翌日、住まい手 Tさんから メールをいただきましたので 一部

 

掲載させていただきます。(+++以降)

建築というもの作りの中で、それにかかわるさまざまな

 

方々の想い、それに裏付けられたたくさんの仕事があるのだということを

 

少なからず 体感していただけたかなと思います。

 

 

 

+++

 

 

 

 

色々お話をお聞きしたり、
現場や山の空気を体験できてよかったです。

特に管理された美しい山を見て、
このような環境で育った木を使えることのありがたさに感謝し、
大切に住み継ぐ価値をまた新たに感じることができたように思います。

また、和田さんからはじまり、笠松さんや中西さんへと
縁をつなげてくださったことにも感謝です。

お家づくりに関わってくださる方々の
顔が見え・声が聞け・仕事がみられることの有りがたさも、
改めて実感させていただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 設計 | 12:47 |
すこしづつ

ブログ、さぼりぎみです。そんなに見ている人もいないだろうし と思うと

 

誰あてに書いてもいいかわからず、モチベーションが。どうしましょう?

 

 

 

 

 

夏休み。小学生ふたりいて、仕事があって。

 

例年、忙しさはなかなかのものですが、今年は物件が

 

 

Tさん 地鎮祭から地盤改良までの時期

Mさん 大工さんひとりで改装工事中。大工さんもお盆休みあり

Uさん ご要望まとめ中。ご依頼待ち。

 

 

という感じで比較的スロー。

いままでになく春摘もゆっくりできたようなところも

ありました。気がつけば、真っ黒な次女とおなじぐらいの顔の色!

大問題です。2016夏遊び

 

 

3組で日本海へ磯遊び

市民プールでひと泳ぎ

遠方からのお友達と一日靭公園で水遊び

こども友達のお泊まり→映画引率

両親宅へお盆休み泊まりにいき。従姉妹あそび。

高知の友人を訪ね、川遊びや観光など

子供達に浴衣、髪型を整え夏祭りの送迎

 

 

まだやりたかったこともありますが、まずまずです。

 

暑さも楽しめて、秋になるのが少しさびしく感じられます。

 

 

 

 

さて、今週のTさん現場のほうは 現場はこんな感じ。

 

 

敷地の中で、建物をどこに どの高さでおくのがいいかの打ち合わせ、現場確認です。

 

 

 

目下、大工さんが下小屋で構造材を手刻み。近いうちに地盤改良がおこなわれる

 

段取りです。久しぶりの吉野材、久しぶりの手刻みで、わたしも嬉しく思っています。

 

 

 

 

 

+ +

 

 

 

週末は、戸建て改装の第25回目の打ち合わせがあります。竣工予定は10月初旬。

 

 

新築でのトータル打ち合わせ回数の目安が35回ですので、大規模改装の今回は

 

竣工までにはひょっとしてそのレベルまで到達するやもしれません。

 

 

 

 

 

高知の旅がすごくよかったので そのことを次回 少し書こうと思いますー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 15:23 |
大安吉日に

 

昨日、羽曳野のTさまの土地にて 地鎮祭を行いました。

 

 

猛暑、快晴の朝。

 

 

 

神主さんにお清めしていただき、ますますいいイメージがふくらみます。

 

※一枚もいい写真がとれておらず、写真は割愛します

 

 

 

笠松大工のほうで、吉野材(杉、桧)を一本一本刻んでいって

 

くださいます。ここまで(一年4ヶ月)は、住まい手さんと春摘で

 

目に見えない暮らしというものをいれる最善の器を、ああでもない

 

こうでもないと練り上げてきましたが、ここからはその図面をみて

 

大工さんがひとつづつ実物大原寸大で立体にしていってくださる段階。

 

 

 

次の幕があがった感じです。

 

 

 

 

どちらかというとわたしは現場大好きなので、楽しく現場通いさせて

 

もらいます。(とはいえ、全く気が抜けないのが現場監理)

 

高速にのって小1時間という距離につき気軽にはいけないのですが

 

おそらく15〜20回は通うことになると思います。

 

 

 

 

 

夕方 自宅のベランダでくつろぎながら、空を見上げるときれいな色の

 

雲があり とても充実した一日だったなぁと思いながら

静かな時間を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 設計 | 09:53 |
工事契約/羽曳野市 新築

図面、パソコン、カタログ、図面 の日々が七夕のころに一区切り

 

つき、少しゆるゆると過ごしてもどって参りました。

 

 

 

先週末 羽曳野の住まい手Tさまと工務店さんと 工事契約の

 

運びとなりました。

 

 

アプローチ目線での外観。庭はシャープな木塀で囲みます/模型

 

 

2階リビングです。南に部屋の一部のような繋がりをもつバルコニー/模型

 

大屋根が70%ほどかかります。

 

 

 

 

外とのつながりに勝る 心地よさはないと考えていますので、

 

諸条件の中で、できるだけ外を取り込むような計画をしました。

 

素敵なお住まいになるよう、引き続き気を引き締めていきたいです。

 

 

 

+++

 

 

猫の動きから学べ!ということで、時間帯、季節による猫の

 

居場所にも注目している春摘です。

 

(雨の日をのぞいて、このごろはほぼずっと外にいますね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 設計 | 12:13 |
手こぼし/箕面 改装工事
久しぶりの投稿になります。

ここ1ヶ月ぐらいオーバーワークです。いつ落ち着くかなぁ。





箕面の改装現場。



6月あたまから、大工さんたちの手による解体がはじまっています。
(手で壊すことを 手こぼし と言っています)

 
基礎と構造材、外壁、屋根 などを残し内部はフルリノベーションです。
全体計画として、開口部の多すぎるコーナーが構造の弱点になるため
壁を増やし、耐力壁を増設、全体の構造バランスも是正していきます。


構造材は、けっこう乾燥状態もよく状態よし。ただ、細すぎる筋交いや

釘による筋交いのとめつけを金物などで補強したり、材を入れ替えたり

していきます。

床下が無断熱でしたので、硬質ウレタンの50㎜を設置します。

一部、床下の通風が悪く土が湿り カビ臭もするのでその部分に通風を

とり 床下の健康状態もよくします。



+++



さて、新築のほうは確認申請がそろそろ終わり 工事金額もまとまり。

あと、図面の訂正をしつつ、ディテールなどを描きたしていかねばなりません!


こちらは来月着工予定です。















 
| 設計 | 09:16 |
無垢のフローリング と 床暖房
春摘で設計する住まいの95%は無垢のフローリングを納めています。


その理由は…
◎気持ちいい(足触り、調湿作用、香り)
◎メンテナンスも楽(数年に1度のオイル拭き。傷がついても味になる)
◎年月を重ねるごとに古びて美しいこと
◎環境負荷が少ない


事務所にお越しになって体感なさると迷わず無垢のフローリングを
選ぶ方が多いです。コストも 建材とくらべてもちょっと高いけれど、
長い目でみたら安いものです。



唐松   無節、上小節、一等材
クルミ  上小節
クリ   ユニ材(短い材を長さ方向に寄せ集めた無垢材)
ヒノキ  無節、上小節、一等材
杉    無節、上小節、一等材

など 予算や、お持ちの家具、お好きなテイスト、ご家族の雰囲気などから
いろいろおすすめさせていただいています。




これから着工する箕面のおうちで使用する唐松フローリングに温水床暖房を
組み合わせるということで、床暖房の試験をしました。
日常使いよりも厳しめの60℃の温水で174時間。


メーカーは 富士環境システムです。
温水床暖房にしては 水温が低温なのが特徴です。
Oガスなどではプラスチックの素材であるところが銅製だったり。
(実直な物作りで 温水床暖の場合は、こちらのメーカーのものを使用することが多いです)
http://fek.jp/index.html



床材は コボット木材
(良材が良心的な価格で購入できます)
http://www.cobot.co.jp/okayamawood/okayamasankenzai.html


1;床暖パネルに直接唐松フローリング
2;床暖パネルに12ミリのベニヤ、その上に唐松フローリング


結果、どちらにも大差無しということと、表面温度に5℃の差がでました。
(実際には 2割の試験体において直貼りサンプルの縮みが若干大きかった)


無垢材と床暖房を組み合わせる場合は、
◎フローリングがよく乾燥していること
   また床暖房と組み合わせる樹種を知ること
 フローリングの巾が比較的小幅であること
◎床暖房の温度の低いものを組み合わせること
◎経験のある業者さんに施工してもらうこと

が大事かと思います。


















 
| 設計 | 15:15 |
大人になること
娘が4年のときに 学年のみんなで作った詩。

こどものころに、大事なことってほとんど分かっているんですね。







わたしも そんな大人でありたい。



+++






大人になること
それは 体が大きくなること
できることがふえるということ


すてきな大人
それは いろいろなことに挑戦する人
物事に一生懸命取組む人
最後まで自分の行動に責任をもつ人
自分にうそをつかない人



わたしはそんな大人になりたい








大人になること
それは 自分自身について考えるようになること
人と分かりあうこと



すてきな大人
それは人の心が分かる人
困っている人に手を差しのべられる人
誰かのためにがんばれる人
人の思いをいやせる人



わたしはそんな大人になりたい




大人になること
それは大きな夢をもつこと
日々  自分をみがいていくこと





すてきな大人
それは笑顔がすてきな人
家族や友達を大切にする人
命を大切にする人
夢に向かってがんばる人


わたしはそんなすてきな大人になりたい















 
| あたまのなか | 07:47 |
つづいて いのしし肉


住まい手さんに 野生の!いのしし肉をいただいてたので

調理法も分からないぐらいでしたが、調べてレシピもプリントアウト。


 
足りない赤ワインや、デミグラスソースを買いに行き、
前日には塩麹に肉を漬け込む。という段取りをとり(私にしたら珍しいです)

さきほど、できたてのシチューをいただきました!






がんばっただけあって、なかなかのできばえ。
お肉もとってもホロホロです。
さて今日の夕食、家族からの評価はどうでしょうか?





長女は珍味やアテなど、美味しい物を食べるのがかなり好きで

愛読しているのは平松洋子さんの食エッセイ、

次女は食が細いけど美味しいときはあっというまに平らげます。















 
| | 13:11 |
アスパラガス

週末は、土曜日が新築、日曜日が改装の打ち合わせでした。




箕面の改装現場と、以前改装させていただいた方のおうちがご近所だった

こともあり、ひさしぶりにご挨拶に伺いました。





この4年の間に 周辺は開発が進んで 様変わりしてしまっていましたが、

Aさんのおうち自体は、変わらず温かく、静かな空間でした。

庭の新緑が目にまぶしかったです。帰りに 自家製野菜を何種類か持たせて

もらいました。昨夜はおおぶりのアスパラガスを そのまんまソテーして

いただきました。味の濃いとてもとても美味しいアスパラガスでした。


 
               ごちそうさまです!









 
| | 10:46 |
春摘について

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