その場所で、住み開きの一環でお話会をもうけて
くださいました。
(高知でご活躍の 風土さんとのコラボレーション。
すてきなお茶の時間とセットになります)
高知県になりますが、お近くの方などよろしければ
https://lotusgranola.shop/items/607687eb2305575efd939304
]]>
1年以上ぶりのブログになるようです!
失礼しています。
わたしや、家族たちはみんな 元気にしています。
ひさしぶりの住まい手さんから 電話をいただき
「和田さん、まだ設計してはるんですか?」と聞かれましたね、たしかに。
現況ですが、目下 自分としては かなり集中しながらの設計中です。
ひとつは 「予約のとれないお宿」という大きな大きな夢のつまったプロジェクト。
もうひとつは「終のすみか」としての 小さな平屋。もちろんこちらにも 大きな夢はつまっています。
+++++++
この冬、高知で とてもサスティナブルな住宅をひとつおひきわたししました。
足かけ3年の 思い入れのあるお住いがまたひとつ誕生しました。
+
そのほか、大規模なDIYにわたし自身が取り組んでいて、
2020年5月からずっと現場に通い詰めています。それこそ日参。
今 内部の工事はおわりがみえてきたところです。
電動ノコギリの扱いがかなりうまくなってきていますし、
肩や腕に少し筋肉がついたかも!
+
時間を作って 裏山に散策にいくのが、エネルギーチャージ。
今朝はウグイスが 楽しげに鳴いていました。
またブログを書きますね!というところまではいきませんが、
書きたくなったらかこうかなと思います。
]]>
ごぶさたしております。
以前 お仕事でご一緒した住まい手さんや 友人たちから
「元気ですか?もしかして倒れてます?」というメールを受けとるレベルでの
ごぶさたです。令和 初の更新のようですー
状況としては、
ほどよく忙しく、仕事もじっくりと進み、これからやっていくことなども
それなりに目の前にありつつも、持続できるペース(ゆったりめ)で何事にも
取り組んでいるという感じです。お仕事、とても楽しくやっています!
令和になり、ひとつ断捨離を宣言。
年賀状をやめます
暑い暑い夏がやっと終わったと思う頃から、街角や広告で
「年賀状印刷 」という文字が目に入り、秋は?秋はどこへ行った?と思います。
季節の前倒しが あまりにもしんどい。
年末に向けて、主婦は大掃除や 少しご馳走の準備や、来客の迎えなど
大変忙しいことと、仕事も年内にここまで、というゴールなどもある中
できていないを横目に、自分の至らなさを数ヶ月嘆くのがもう本当に
しんどくなったというところです。年末って、少しきりっとした気持ちで
その年の自分、家族などのことを振り返る時間にしたいと思ったんです。
やめると、お正月の しんとした静けさや だらけた時間も心から楽しめ
るのでは?と楽しみです。資源の無駄使いという観点からも、ガソリンの
使用を減らす意味でも 花丸級!
その挨拶文を書かなきゃなぁと思いながら、未着手。11月中には
出せるかな!
(平成ガールたちは 年賀状を意外にも継続するらしいですよ)
手紙を書くこと自体は、大好きなので 本当に書きたいタイミングで
書きたい方へ 想いをのせようと思います。
]]>
去年の今ごろに話が始まった高知プロジェクトですが、
お待ちいただいてたり、農業地関連の待ち時間があったり、諸々の理由で
ゆっくりと進めています。
実は、年末ごろに一旦プランが決まりかけたんですが、よくよく考えていくと
ご家族にとって 調理をする、製菓をするということがとても大事だという
ことが浮かび上がってきて、そうなると全体のバランスが違うのではないか?
ということで、考え直してきました。こういうのも比較的ゆっくりと進めていた
プロセスで 家族にとっての価値観を探り、形に落とし込む私。という役割で
だんだんと 最終的に「これだ!」というところまでこねあがるのを
待ちます。建ってから100年その土地に存在し、地域に開かれ、どっしりと
生活を支える家でありたい。と思っていますので、ここでの数ヶ月はなんていう
時間ではなく、大切に捉えています。
ご主人が持ち込みたいモノ、持っているモノのリストを作ってくださったので
それをみながら、イメージを膨らませて進めていけそうです。
遠隔の住まい手さんが今、たまたま重なっているのですが Skypeは
臨場感があっていいですね。何度もパソコン前に集合して話を始めると
今日も三時間がたっていました。
子供がどうやったら片付けを自主的にしてくれるのか?
子供たちの成長と家族との距離感について
お互いが今 直面している悩みも設計のファクター。
Skypeは、電話やメールとは全然違うなぁと思います。
]]>
何かとあわただしい毎日。
ちょっと時間をつくって山で採ったドライで吊るしものを作ってみました。
]]>
飛行機に乗って 南へ南へ南へ!
プランの方向性などを少しづつ 相談かけていましたので何も大きな
変更要望はなく、これから詳細の設計へスムーズに入っていけるようです。
(初めて顔合わせしたのは2月。ここまでで もう8ヶ月ですね)
そんなタイミングで 今日は私から住まい手 K さんへこんなメールを送りました。
+++
さて、◯◯日にお返事いただきたい宿題です(次回打ち合わせ)
新しい家に住むタイミングで 今度こそは実現させたい暮らし。
数日間、よく考えていただいた上で
優先順位 上位3つに絞り お答えください。
直接 住宅建築に関わることでなくても大丈夫ですよ。
+++
住まいを替えるというタイミングで これからの暮らしへの夢が
みなさん きっとあると思うんです。それは、健康になりたい!とか
ゆっくりとご飯を作りたい、とか 思考がクリアになりたい!
人にもっと会いに行くようになりたい!片付けが上手になりたい!
。。。かもしれず、
家の設計にどこまで落とし込めるかはまだ分かりませんが、今度こそ
なりたい自分。そして家族 そんな姿を住まい手さんと共有することで
できる限りご家族に寄り添いたいな、と考えています。
話変わって。
別の住まい手 H さん。土地を購入したのでと、
新築の依頼をしてくださったんですが この頃新築を建てることへの
ブルーな気持ちが強まっているというご連絡。ふむふむ。
きっと、資源を使うことや、使いまわしたものでないものを使うことへの
漠然とした 罪悪感、今まで経験したことのない価格帯の話。
に対するしんどさなど をお持ちなのかなと思いました。
もしも、家を建てることが わくわくする楽しみな出来事とならないんなら
一旦ストップしてもいいし、もっと家の規模を小さくすることはできないか、
とか投げかけていました。
ご夫婦でご検討された今週末。
週明け 本日のメールでは
+++
お陰様で、現時点ではビルディングブルーはまったく解消され、
「どんなふうにできるだろう!?」とワクワク感に巻かれているので、、、、
+++
と きています。いろいろ考え、一休みしながら 大きなプロジェクトの
完成に向かわれたらいいと思っています。そのために、私は 揺れる心に
付き合う設計士でありたいし、建築の技術やデザインだけではない
人の心によりそって そのご家族にとっての 一番のチョイスが見えてくるように
一緒に伴走していきたいな!って 家を作るという大きな大きなできごとを
ゆっくりじっくりと付き合っていきたいと思います。
今 関わっている仕事が全て 唯一無二のもので私の人生にとっても
いろんな気づきがあるプロジェクトが多く、ここからの数年、私もとても
楽しみです。
ゆっくりと進めて参りましょうー
]]>
こちらは 高校生と大学生の息子さんがいる ご家族のための住まい。
小学生が家にいる夏休みが終わり、「お昼ご飯、何?」とか 「暑くて外で
遊べないんやけど、友達とどこで遊んだらいいの?」とか、
「暇や〜!何したらいい?」
その手のタイプの質問ぜめにあっていた45日間。さらに下の子は私を呼ぶ時、
必ず「お母さんお母さん!」と二回呼ぶ癖があるのです。
今 一人で過ごせる時間が戻ってきて、ホッーとしています。
(どこの小学生のママたちもきっとそうでしょうね)
この夏は、本当に暑かったですし、日本各所で
何度も自然災害に見舞われ、何にもないことが より一層ありがたく感じられます。
家族を見送り、ここから束の間の お一人様タイム。
砂糖多めのミルクティーを飲むか、濃いめのカフェオレを飲むかの二択です。
コーヒーの場合は、ハンドミルで豆を挽きゆっくりと淹れ静かな時間を
ひととき楽しみます。夏休み、お疲れ様、私ー!で外に出て、爽やかな
秋の空気を感じながらの 今朝の一杯はさらにまた しみじみと美味しかったです。
このあと、雑然とした家の中の家事をスピーディーに片付けて、私の中の
朝のルーティーンは終わります。
また、夏の思い出を少し 振り返れたらいいなと思っています!
]]>
自身の健康維持のために びわ茶を飲んでますが、春に手作りしてみました。
摘んで、洗って
刻んで、天日干し4日ほど
仕上げに土鍋で炒って 完成!すごく簡単。
土瓶で10分ほどことこと煮出していただいています。
]]>一軒アップしました(遅い!)ので よろしければご覧ください。
http://harutsumi.com/works/811
今回、プロのカメラマンさんには入ってもらってませんが、
棟梁の笠松さんと私とでなんとかかんとか雰囲気をおさめて
みました。
近いうち、一年点検で伺います。
どんな四季を過ごされたかを聞くのが私の楽しみです。
]]>
新緑がまぶしい5月初旬。師匠 三澤 康彦さんの突然の訃報。
ここ5年ほど、春には大輪の芍薬を贈ってくださっており
まさにそのときもわが家のリビングで毎日 その美しい花を楽しんでいる
ところでした。
初夏をむかえるたび 大輪の芍薬を十数本。しかも師匠から!
厳しくも愛情一杯で 木造設計のありかたや、仕事との向き合い方を
教えてくれた康彦さん。亡くなられる一週間前にやりとりしていた
最後となってしまったメール。
仕事もかわいくて仕方ありません。
でれでれの性格ではありませんのでといいつつかわいいのは事実ですが。
衰えなどと気弱なことはきんくです、。
私など64歳ですが。
大輪の花を咲かせてください。
大輪の花。
心の奥のほうにずっしりと届いていますよ
]]>
週に二回ほどエネルギーをいただきに向かうのです。
澄んだ空気に包まれています。
]]>
あまり手入れのできていないけれど、いつも楽しませてもらっている庭。
5月は特にいろんな花が咲き、季節もちょうどいいのでよく窓を全開にして
ごはんを食べたりします。
窓辺に植えたアジサイが2mをこえてきました。つぼみがいっぱい。
室内から見ると、こんな感じで。窓は緑でいっぱいになっています。
外ごはんや、ベランダバーベキューと実用的に使っているのですが
うまく撮れたらまた載せてみたいと思います。
庭の一角にある、生ゴミ処理コーナー。一帖大もないのですが
家からでる生ゴミは概ね分解されています。時々 シャベルでかき混ぜる
のですが、けっこうこの作業も好きなのです。
]]>
庭で摘んだ花/ クリスマスローズ、うのはな、オルレア
ー譲りうけた三角フラスコに
]]>
25年来のカナダの友人からいただいたカナディアンのつなぎ。
「赤ちゃんができたよ」と当時 エアメールで伝えたときに
送ってきてくれたベビーグッズ3つのうちのひとつでした。
赤ちゃんてすぐに大きくなるので、うまく着て1シーズン!
長女、次女 それから いとこの子供や 姪っ子が使わせてもらって…
一年しか、しかも真冬にしか着れない、想い出深い服は永久保存です。
裏に布を縫い付け、使った年、場所、そして名前を記すことにしました。
近いうち、大切な友人のところへ赤ちゃんのお顔を見に伺うので
彼女に次のバトンを渡してこようと思います。
↓
ということで、次の子へ渡してきましたよ…!
]]>
3月20日 発売の 住む。56号。
京都市内。マンション一階でのリフォーム。
7年ほど前に お引き渡ししたお住まいですが、時間を経て依頼をいただき
この冬、取材、撮影をしていただきました。
]]>
気がつけば、住宅設計を20余年していますが 住宅設備の中でも
実際に導入した設備のうち満足度がくっきりと分かれるのが食洗機でした。
「毎日、とても重宝しています!」という声があがる反面、
「食器洗いのカゴと化しているので不要でした…」と。
半分半分ぐらいの評価でした。
そういうわが家も、8年前のキッチン入れ替えのときに 食洗機をつけました。
そして、わが家ではほとんど使わないなぁ〜って反省していました。
この冬、家族で一番に私がインフルエンザにかかり 家事機能が丸2日はストップ
しました。少し体力が回復した私がキッチンで見たのは あふれかえる汚れた食器。
だるい中それらの家事をやっつけましたが、その時に改善を考えました。
「白い平皿を使おう!」というメモを食器棚にはりつけ、家族にできるかぎり
同じような形のお皿を使ってもらい、使用後はシンクで水をかけつみあげてもらう。
朝食、昼食、夕食とシンクにある一定の形のちょっと汚れた食器がつみあがり
それを夜になり、食洗機で一気に洗う。
大まかにいうと5寸平皿、碗型食器、コップ類、カトラリー箸。
これだけの種類に限定して、さらにシンクに積み上げる罪悪感をなくせば
けっこう食洗機ありがとう!というところまで至りました。
あと、汚れた状態の食器がシンクにあるのを見た時に罪悪感を感じないこと。
で、1ヶ月がたった今 食洗機を使っているのかどうかですが
気に入って集めた器や、土もの。できるだけ美味しく
見える盛りつけなどにやはり重きをおいていたいので、わがやの
ライフスタイルには いらなかったなぁという結論です。
でも、これからの住まい手さんにはそういうアドバイスができるな!と
ようやくこの件が腑に落ちました。
他の観点からみると、ミニマリストの方などは食器の総数が少ない
ので、やはりそういった方にも 食洗機はむいていないと
思います。
]]>
新しい年も もう1カ月半すぎています。本年もどうぞよろしくお願いします!
この写真は去年手がけた(春摘は設計)お住まいを建てた棟梁さんからの年賀状。
わたしの撮らなかったアングルで、住まいのメイン空間をとらえてくださって
いて、またその写真を彼の年賀状として用いてくださったことにも
うれしい気持ちになりました。笠松さんは30代後半のまだ若い大工さん。
少しの助っ人をいれながら ほとんど一人でこつこつと仕上げてください
ました。時間は少しかかりましたが、ご家族にとって結果的に大きなプラスと
なりました。
当初からあった架構のイメージ。大黒柱が家の中心にあってその大きな柱が
屋根の架構を支えている。それがリビングからいつも見えている安心感。
みんなで見学したあたりの山(奈良県吉野の山)で60年、70年育ち、
その後切り出され、林業の中西さんの製材を経て、棟梁が墨付け、
手刻みを行って、楽しいメンバーで建て方をしてもらって…という
そんなストーリーが時折、思い浮かびそうです。
インフルエンザに家族の過半数が倒れてしまったこの冬になりましたが、
そろそろ家作りに邁進したいな!という気持ちが高まっています。
いろいろ動き出しそうな2月後半です。
]]>
母にもらってきたパシュミナ。軽くてとても温かかったのですが色が…
タイのお坊さんが使うような神々しい金色。ちょっと外には巻いて出れないねぇ
と残念がっていたのですが、ご近所に住むNちゃんが どんぐりの帽子で染めると
いいと思う!というアドバイスをくれました。
12月の日曜日。いろいろ雑用が山積みの師走ですが、次女がどうしても
一緒に染めたいというので、一日「染め物」というスケジュールにあてて
一緒に大鍋でぐつぐつと煮出したり、ぬるま湯ですすいだり、媒染液で
定着させたり。ひとつひとつは単純作業でしたが、30分単位での
工程だったりしたので、けっこう時間はかかりました(途中で読書など)。
で、染め上がりがこんな色に!
]]>
忙しくあまり家にいなかった父ですが、週末たまに はちみつレモンを
作ってくれて、それをバターしっかりのトーストに塗って食べるのが美味しかった!
って、そんな想い出話したら、「作ってたかな?どうやって作るんやろ?」
って本人忘れてました…
さて。アロマ関係の齋藤氏から、嬉しい贈り物でした。
国産無農薬のベルガモットオレンジ(とても稀少らしいです)
試行錯誤で、調理開始です。
]]>
「さー、食べるよっ!」と誘う瞬間の 調理場(裏方)の状態と
いったら 見せられたものではないです。戦場です。
私は料理は嫌いではありません。でも凝った料理はほとんどしません。
一週間に一度、三重の農家さんからお野菜セットが届くので、その野菜と
肉や魚、豆類との組み合わせ等を考えて夜ご飯でも30分ぐらいでさっと作ります。
(朝からこんぶ、いりこ、かつおを水に漬けとく等の仕込だけはしておきます)
学校から帰った子供に「今日 ごはん何?」って聞かれると
「名もなき料理!」という返事をすることもけっこうあります。
炊きたてのご飯にまさるものはないと思っているので、できるだけ
食べるたびに炊飯をしたりの手間は惜しみません。なので、うちの
冷凍庫はほとんど空っぽです。冷蔵庫もけっこうスカスカかな。
住宅設計で、台所の設計ってけっこう重要ですが、調理スペース、配膳スペース、
ある程度の収納スペースがあれば、機器そのものにはあまりこだわってはいません。
わがやのキッチンはもう倒産したキッチンメーカーの廉価なものをいれている
ぐらいです。セットでついてきた食洗機もほとんど使用せず。わりとどんな台所でも
料理ってできるのではないかというのが、私の考えです。
▼わが家の台所(端材で作った配膳台と大学で拾った食器棚)
コストがかけられる方だったら、オーダーでステンの天板を折り、無垢の板で
キャビネットをしあげれば すごく素敵だなぁ〜。
50年後ぐらいが楽しみになりそう!とは思います。うらやましいですね。
コストがなければ2400、2550のセットもののシステムキッチンで全く問題なし。
代わりにほかの素材の仕様アップすることをすすめることが多いです。
あと、天板は人造大理石よりステンレスをおすすめしてます。
個人的にはIHよりも ガスコンロ派です。
春摘の立ち位置は、住まい手さんによってどういうキッチンが似合うのかを
提案するソムリエのような。
余談。
すてきな友人の台所に大きな神様がおられたので、いいな!と思ったので、
小さな小さな台所の神様コーナーを作りました(数年前)。
インドのAuro villeで求めた3センチたらずの神様。
置いているのはスピーカーの上。この台所の神とラジオや音楽のおかげで
調理もちょっと楽しくできます。鼻歌をうたいながらの夕方の調理時間は
けっこういいリフレッシュになっています。
]]>
私が事務所をたちあげてすぐの一軒目のお住まい。早いもので築17年目に
はいります。今週は、とっても久しぶりに顔を出してきました。
ご夫妻が、変わらずお元気で暮らしておられ、住まいをもうすっかり
住みこなしておられる光景が、うれしいものでした。素材もいい感じに
時間を重ね、柔らかい温かみのある空間がありました。
外部は、左官の塗り壁などは特に修繕の必要もない状態。
ガルバの屋根も状態よしです。板壁と破風のステイン塗装がおそらく
5年以内には必要かなというところです(7年目ぐらいにも塗装しました)
内部は、数カ所のメンテナンスがあるぐらいで、木製の浴室引き戸も
吉野杉赤身の浴室壁、天井も状態よし。老齢のワンちゃんのためにタイルカーペットを
しきつめておられましたが、無垢の板自体も状態よしでした。無垢の唐松には
ご夫妻で5年にいちどほどオイルを塗ってくださったとのことでした。
庭の緑も育ち、室内からも目に鮮やかです。外部の木製建具も
状態よく、動いています。
印象的だった奥様の言葉。
「前に住んでた家では15年とか住むとぼろくなる汚くなるという感じが
したんだけど、こういう家はそうならないのね」
「お風呂に板の壁や天井ってメンテナンスがいらなくて逆に楽なのね」
…換気に気をつかっていただいてたので、状態がよかったのです
「緩やかな階段と 柔らかい材料(杉40ミリ厚)で上り下りしやすいわよ」
「台所はまだまだいけるし、使い易い!でも この上部の蓋からいれる
食洗機は使いにくいのでいつか替えたいかな」
「片付けるのが苦手だから収納が多くて、助かってます。特に玄関脇の納戸」
「夏はこの窓とここを開けとくと風がすーっと通ってエアコンもいらない
ぐらいだったけど、ここ数年の暑さはちょっと違うわね」
「冬場は床暖房でだいたいいけて、足元に補助暖房をつける
ことがたまにあるぐらい」
+ + + + +
持ち帰った宿題を 清水工務店 社長さんへつなぎ、そのフォローにもさっそく
動いてくださったようで、目の見えるチーム作り、心地よいスピード感!
工事中の写真も確認してもらい、気分は浦島太郎ですー
]]>
以前は、DK が狭く暗く、庭が眺められないという間取りでした。
部屋の用途を入れ替えたりしながら ばーん!と庭が楽しめる居心地のよい
LDKをしつらえました。ほとんどの生活はここで行われるのですから。
LDK。アルミサッシも気密断熱のいいものに入れ替え、床壁などの断熱補強も
したので、居住性が数ランクアップしています。コーナー部が窓だったのですが
耐力壁を増やし、構造補強をしています。
玄関からLDKへ入ったところ。
家の中心に 薪ストーブを設置。冬、とても快適な温かさだったとのことです。
▼以前の台所と食堂。
↓
この部屋は床の間のある仏間 兼 将来的な寝室へ変更。
庭の緑も猫間障子ごしに楽しめます。
+ + + + +
▼以前の仏間。南開口部に面した家で一番気持ちいい場所です。
↓
同じアングルで。新しくLDKとなりました。庭との関係性がぐっと近いです。
智頭ヒノキのウッドルーバーが繊細できれいです。
+ + + + +
家事に嬉しいスペース。
キッチン隣接の勝手口から出たところに 洗濯機、物干スペースを
作りました。風は通り、雨はしのげます。外に置いてもいい道具などを
納めるのにもとてもよいスペースです。
※床に見える丸いものは ご使用中の井戸です。
かなり、大規模な改装でしたが ここからの数十年、
ご家族の生活をしっかりと支えていけるものとなったと
思います。
]]>
4年ぶりに無垢の床にオイルを塗りました。竣工後8年で3回目です。
無垢の唐松材にはだいぶん風合いが!
大型の家具を動かせるだけ動かして 床板3枚ずつ作業を進めました。
私は リボスのメルドスハードオイルか蜜蝋ワックス(Cタイプ)をよく
使うのですが、今回はリボスのほうでいきました。
オイルを薄く塗り込んで、10分後ぐらいをめどに力をいれて拭き取り。
拭き取りが甘いと、べたつきの原因になってしまうので力をこめて行います。
一人で家全体。延べ2日、合計8時間ほどの作業でしたが、2日目の朝に
背中に筋肉痛がでたぐらいです。終わっての達成感はなかなかのものです。
床もひとまわりしっとりとして、また数年は放っておいてよさそう。
無垢材の床ってお手入れが大変では?とか
高価では?とよく質問をうけますが、答えはどちらもNOです。
日常のお手入れは ワイパーでさっとホコリをとるか掃除機。
ごくまれに、雑巾がけです。引っ越してきた8年前、下の子は2歳。
おもらしや、ジュースをこぼしたり、ごはんを落としたり、おもちゃを
ぶつけたり。またここのところ猫が家族にはいったので、爪の跡もたくさんあります。
でも、そんなことも含めて床は十分うけとめてくれています。
コストは、林産地に近い方から直接買わせてもらうので、塩ビ系の
建材に比べると多分倍ぐらいはしますが、決して高価ということも
ありません。気をつけることと言ったら 無垢材を貼れる大工さんに
貼ってもらうこと。無垢材は天然素材ですし、やはり伸び縮みするので
そのあたり作法が分かっているかたでなければ 後々、不具合がでると
思います。
季節のいいうちに大掃除をすませておけたらな!と家のいろいろなところを
数年ぶりにお手入れしていきます。
]]>
入居して8年になる 今や猫のつめ跡だらけの唐松の無垢板。
(これは8年前は新品でした!)
木箱はMさんから、スツールは学校の処分品、壺はYさんから
いただいたもの。
ちょっと暗いなと8年思案してたキッチンの一角にこのスポットライト。
つい先日、Nさんよりいただきました!イメージぴったり。
夜、キッチンの灯りをこのスポットだけにすると 部屋の奥行き感が
増したように感じます。次女の絵を飾ってみましたよ。
あと、こんな色サンプルもNさんからもらってきました。何作ろうかな。
次の朝、次女がお布団の上でこんな色遊びをしていましたよ。なかなか素敵!
]]>
行ってきました。どうせだったら、ゆっくりと時間がとれるように…と
思っていたので、そうなるとなかなか時間がとりにくく、
すぐには行けずだったんですが、ようやく!
芝生もきれいに生え揃い、黒目の外観とのコントラストがまぶしいぐらいです。
アプローチの草木もいい感じに育ち、彩りをそえてくれています。
造園やさんの狙いが、今回の訪問でよく伝わってきました。
大きなデッキのある、庭側も少し高低差のある地面に、気持ちのよい
ような芝生が育ち、お孫さんが走る姿が目に浮かぶようでした。
(もともとそれが 住まい手さんの夢につながるリクエストでした)
一角には、お母さん手製の薪置き場が!
まだ残る建築廃材と、生木を自身でもらいチェーンソーで切ったという薪が
並べられてました。篠山は寒い盆地(5地域)ですが、冬の昼間は
薪ストーブをたくことはなく、日が落ちてから薪をくべ、夜間小さくした
火種で朝まで。というペースでご使用のようで、薪の使用量は少ないご様子
でした。すっかり薪ストーブが生活の一部になっておるなんて うらやましい
ですね。
お料理上手な住まい手さんに お昼ご飯をごちそうになり(!)、さらに
お手製のジャムとサンショ味噌までいただいて、あー楽しかったと
帰り道につきました。この夏、テンションのあがるおやつは
練乳+いただいた苺ジャムでのイチゴミルクかき氷!感謝です。
オーダーで作った食器棚にも 生活の器がならび、趣味のカゴも置かれていて
楽しげです。
二年経ち、お住まいとご家族がなじんだ感じが伝わったことや
暮らしを楽しんでおられること、使い心地のうれしいご報告など。
次にまたふらりとご訪問する日を楽しみにしています☆
]]>
夜にお家を伺いました。ご家族は住み始められてわずか数日。
まだまだ、「家という器」に行動や体感がフィットしない時期です。
ここからすこしずつ、体が慣れていくものです。
設計した住まいの夜の照明の感じなどを体験するのが
この日の訪問が初めてだったので、いい機会となりました。
基本的には電球色でそろえているので、思った通りあたたかい灯りだなぁと
感じました。少し控えめな照度で、集う場所に光を落としています。
まだ少し照明計画などに 改善が必要でしたので 電球の入れ替え
などをしてもらって引き続き検討しています。
+ + +
17年前に竣工した 住まい手さんご夫婦からも先日、連絡があったので
ごぶさたです!のご挨拶かねて、来月お伺いしようと思っています。17年経って
家は、暮らしはどうなっているのか、ご家族のお話が楽しみです。
]]>
こちらで撮った拙い写真ではありますが、少しまとめましたので
ご覧ください。
角地に建つ住まいです。視線をある程度さえぎりつつも、
風を受け、そして家の中を通すように配慮しています。
+
格子内部の半屋外空間。軒下で壁や格子に囲まれており、使い易い
空間になっています。勝手口、洗濯物を干したりの用途です。
+
内部空間は、無垢材とフェザーフィールで温かみのある仕上げとしています。
LDKに隣接して 広めの(10帖大)南バルコニー!
見学に行った吉野の杉で家が造られていると思うと、また一層愛着がわきます。
+
この後、住まい手さんがウッドデッキをDIY!
この季節は 気温がちょうどよく、庭にコンロを出して夕ご飯をたべたりと
ゆっくりとした時間を楽しんでいます。
ちょっと前は、おむかいさんをお呼びして一緒にお肉をいただきました。
お向かいさんにとっては 数十年ぶりのBBQだったそうで、ちょっと緊張
しました!
またある日は、さんまと焼きそばという実にフツーのメニューだったんですが、
それでも外で食べると美味しいし、楽しいのです。
宵から 夜にかけて、実にゆたかな時間となり10日に一度ぐらいは
楽しみたいです。真夏や真冬はできないので、この季節限定ですね。
]]>
このたび住まい手さんのご厚意により、見学会をさせていただくことと
なりました。2年ほど前に始まったこちらの家作りは、7ヶ月ほどの設計期間を
経て、コスト調整、申請期間などを終え、若い大工さんにバトンが渡されました。
多くの期間、おひとりでこつこつととても丁寧に作りあげてくださいました。
青年農家さんから毎週野菜をおくってもらってたんですが、彼がリフレッシュ休養!
ということで、実は一年ほど野菜難民をしてました。
今月より待ってました!の再開で、またふんだんに美味しい野菜を食べられる
日々になりました。愛情とエネルギーたっぷりです。
両親も、妹家族もこちらの野菜をいただいて生きています!
あと、次女がレモンスカッシュを仕込んでくれてます。砂糖とレモンのみで
10日間。炭酸水で割って飲むと、学校帰りにうれしい夏のドリンクができます。
]]>
クリスマスローズは花期が長くて 庭がさびしくなる季節の大事な役者。
という位置づけですが、この季節になると花のいろが褪せてきて、
それがまたとても美しいのです。
今朝、摘んでガラスの花瓶にさしてみましたが、
もっと長いこと楽しめるかなと思い直して、ドライを吊るしている壁に
飾ってみました。
今年のテーマは庭
]]>
小雪の降る中、自転車で現場監理に通い、寒い日にみんなで漆喰クリームを塗った
お家。先日 ご友人も交えた完成披露パーティーがあり、お呼ばれしてきました。
住まい手さんの美味しいお料理、お酒にくわえゲストも手料理を持参しいろんな
食べ物が並び、とても美味しいそしてとても楽しい時間となりました。
暮らしもすこしずついいほうへ変わってきておられるようです。
もちろん今までも スタイルのあるすてきな暮らしをされてたんですが
改装をきっかけに住宅性能(構造強度、断熱性能、明るさなど)があがった
ことにくわえ、間取りも使いやすくなり、2階にあった多くの物を処分。
設計段階、工事期間で、「暮らすこと」の定義をご夫妻でより見直されたような
そんな印象でした。
春摘は、ここから始まる新しい章の下地作りをサポートさせてもらったような。
今まで眺めることのなかった庭。今度は室内からしっかり眺められます。
集まったみんなでその広い庭をどうしたらいいか!などといろんなアイデアを
出し合いました。庭はずっと育っていくもので手を入れつづけ育てて行くもの。
そのぶん難しさもありますが、素敵な庭を育てる喜び、使う喜び、眺める喜びと
恩恵も大きいと感じます。
ご主人が「手入れは私がすることになると思います!」と発言されてました。
わたしも庭の変化がとても楽しみです。
一緒に行った共通の友人からも
「もう二人の人生変わってます!」とメールが届きました
こういうところに住まいを楽しんでおられる感じが伝わってきます。
一番下の■は猫用のドア。
+ + +
さぁ、あとひと月でもう一つのご家族に新しい住まいが渡せます。
お庭、半屋外スペースがかなりたっぷりの計画です。
こちらにも すてきな暮らしの変化。どうか訪れますように!
]]>
ごぶさたしております。これだけ 空いてしまうと、さて何から書こうか
とハードルがあがり、躊躇するとまたハードルがあがるという悪循環。
仕事や、家族のこと、友達とのこと など、新学期はとくに
バタバタしております。今日は夕方から家庭訪問があったり。
昨日は朝のテレビの星占いで12位。若干がっかりしつつも、
ラッキーアイテムの「玄関のおそうじ」を念のため
さっとこなして 早めに梅田へ。
用事のあとは、大好きな友人を突撃したり、ほかにも刺激ある友人と
ごはんたべたりと、とてもいい一日になりました。春です。
さて。
改装を頼まれる方に一年間の ガス、電気、灯油 などの使用量を
まとめてもらい、改装時の狙いとしたり 改装後にどれぐらい
消費エネルギーが減ったかをとらえるために、まとめていただく
ことがあります。
夏のエアコンだけはすごくがまんしているから 省エネしていると
思っていたら 冬のガス代がすごく高かったりとライフスタイルの偏りも
数字であらわれてきます。
ちなみに直近のわが家のエネルギー使用量は年間 38001MJ。
平均値と比べて53%というところです。引き続き省エネルギーに
こころがけます。(※しかしアルミサッシからの熱損失がすごく高い)
友人(5人家族)が確定申告のついでに電気代等まとめておくってきてくれたので
平均値と比較検討しました。
意外と節エネルギーできていないと感じたようで、半分にしたい!
心がけてみる!とのことです。
まずは、知ることから始まるという感じです。
]]>
ねこの月さんとの暮らしが始まり、家を整えたいという気持ちがきっかけとなった
今回の改装でした。
大きなボリュームのDIYを完了。先週末ご入居されました。
おたよりをいただいたので、以下に紹介させていただきます。
+ + +
お陰さまで昨日、無事工事が終了しました!
夕方には蜜蝋を床に塗り、月ちゃん受け入れ態勢準備オッケーとなり、
ようこそ月!
と、迎え入れたのですが、
ははは、なんかビビりまくりでした。
しかし、今日は随分慣れてきて、夕方には一カ月ぶりの大運動会!
嬉しい限りです。
バーコーナー、収納棚、飾り棚に好みの小物を置いたりして
新しい空間の細部に漂ってる空気感を味わいつつあります。
いいのかなあこんな贅沢。
と思いつつ、今日の午後は窓から見える夕暮れの風景を味わいました。
和田さん、ありがとうございました!
バーコーナーは、昼間の暗さを楽しめるし、
窓際では、朝から日が沈むまで光の移り変わりがたのしめます。
このコントラストが素晴らしいです。
これから毎日その味わいを深めていきたいと思います。
まだまっさらの木肌が待ってます。
なにを塗ればいいのか、相談に乗ってください。
カーテン情報ありがとうございました!
理想のカーテンにしたいと思うと、お金かかりますね。。
イロイロと吟味したのですが、
向かいの家からの視線から自由になりたい、
素材感を大切にしたい、ということで
ハニカムブラインドかな、と意見が一致しました。
……
+ + +
喜んでいただけて、何より!という気持ちです。
わたしも、楽しく設計させていただきました。
リビングとひとつながりのバーコーナー。古い棚板をリメイクして
食事スペースとの空間わけをしています。
お酒をのんだり友人とお招きする機会が増えそうですね!
家に早く帰りたくなるな!
ひとりで飲むにも落ち着きそうだな!
いい音楽を聴きたくなるなぁー!
ご夫婦での会話、増えそう!
※全体の空間は、家具や照明が入ってからまたご紹介できるかと思います。
DIYの3日間となりました。LDとなるこの空間は約15畳。
天井 水性ペンキ塗り
壁全て 漆喰クリームであるタナクリーム
初日 天井塗装と、壁ジョイントの下処理/パテの塗装に明け暮れました
2日目 天井塗装2回目と ふたたびジョイント処理。一部 壁仕上げ。
(しかし私は別現場打ち合わせで欠席)
3日目 えいやっと気合いで 壁左官塗り。
今回は、床、壁、天井に DIYということで部位別にご用意いただく物を
お伝えしておきます。
春摘の備品である 左官ゴテ。今まで何家族に貸し出しし、そして一緒に塗って
きたことでしょうー(遠い目)。養生テープなどは見本としての一部です。
3日目の様子。仕上げのしっくいクリームまでくればみんなテンションもあがって
きます。自分たちの手仕事の跡が このあとずっと見てとれる住まい。
ますます愛着がもてることでしょう。
3日目にいちおうざっと塗り終え、握力を失ったり、寒さで風邪をひいたりと
いろいろありましたが、ひとまずほっとした偽監督です。1週間はかかるだろう
本物の監督にいわれていたのですが、週明けの月曜日に
「工事完了しました!」と報告できたときは、ちょっとだけ嬉しかったです。
漆喰クリーム(タナクリーム)は素人さんにも十分塗れる材料だと
思いますが、パテやヤスリ、シーラーなどの下処理と 養生の難しさ、
養生の多さにこそ、みなさん驚いておられました。
なにわともあれ、DIYイベントが成功に終わりほっとしました。
]]>
さかのぼって、ここ一週間の動きでいうと。
月曜 改装の現場(テレビ、インターネットの配線打合わせ)
火曜 デスクワーク 夕方 こどもの病院へ
水曜 デスクワーク
木曜 デスクワーク+学校関係(お仕事ではなく)
金曜 改装の現場
土曜 新築の現場
日曜 はさんで
月曜 デスクワーク+学校関係
火曜 改装の現場
とまぁ、忙しいのですが 友達とお茶したり、集まったりも外せないので
そういうのも実は挟んでたりして、なかなか多忙を極めています。
デスクでは議事録、調べもの、段取り、施工図…確定申告!!
家事だってそこそこのボリュームです!
++++
築65年の木造住宅。改装はインテリアデザインの小さな改装だったはずですが。
戦後5年に建てられた住まい。当時はものがなかったのかなぁとかノスタルジックな
気分になるのもそこそこに、あけてみれば…
「ここまでよく持ったなぁ」と思われる箇所が随所で見つかって…
配筋、コンクリート工事までさかのぼって、内側に柱梁を建て増しして
一に構造補強、二に断熱補強で対応しています。
ご家族のこれからの30年を部分的にでもささえる、そんな住まいに
なってほしいです。
++++
新築のほうも、30代頼れる大工さんがひとりでずっと進めて行ってくれてます。
緩勾配のタモの階段が架けられてきました。
外部も次はラス、左官を待つ段取りまで進んできました。
新築の方は、ここから70年、いや100年!の想いで作っています。
それぞれにLIVEなできごとが進んでおり、現場に行くのが待ち遠しい
そんなこの冬となっています。
]]>
新しい年があけました。今年もよろしくお願いします。/近江八幡
この年末年始はとても天候がよかったので、近場で
山登り、温泉、山登り、銭湯。ごちそう、昼寝、読書 とリフレッシュできました。
目下、2現場動いているので 結構なスタートダッシュ!です。
]]>
年の瀬。
大掃除の最後の仕事。長女がお正月のお飾りを作ってくれました。
なかなかいい感じです。
事務所の大掃除と、年賀状が未着手。
まぁこうなったらゆっくりと取組むことにいたしましょう。
年末年始、良い時間をおすごしくださいませ!
]]>
手仕事により、無事に上棟しております。
住まい手さんの夢を設計である春摘が 練り、
吉野の林業家さん→若手の棟梁さんとバトンは渡り。
快晴の秋の日、感動的な一日です。
棟梁さんの素晴らしき仲間達が棟上げを手伝ってくれます。家作りは
究極の物作りですね!
夕方には 家の形ができあがりました。最初のメールをいただいてから
ここまで 実に1年と8ヶ月!私も感慨深いものがありました。
住まい手さんも今までは模型や図面での打ち合わせだったのが
一気にリアルになり感激されてました。
お仕事おわりで、これからの工事の無事とご家族繁栄を願っての上棟式。
続いて住まい手さんお手製の温かいおでんで打ち上げ!一仕事終わり
みんないい気持ち、いい笑顔でした。来年の春ぐらいまでコツコツと
工事が続いてゆきます。
]]>
まずまず元気にはしています。が、自分の中では完全にオーバーワークの
プロジェクト3つ。くわえて秋の学校の役員行事。6年クラスでの役員なので
卒業までいろいろとお膳立てなどがありそうです。
今週は 韓国の方のお話と踊を観賞し、翌日にはレクリエーションで
体育館に行くこと2連日。いやぁ、子供達は元気でかわいいけれど、冷えますね。
さらに、建築士関連の省エネルギー施工に関する半日講義。
今度は設計に関する終日講義もいかねばなりません!
体調崩さないようにと!しっかりごはんを作るので、なんだかもうてんやわんやです。
上記の写真はこの秋に仕込んだ手作り酵素の材料。たぶん50種類ぐらい使いました。
こんなこともしてるから、ほんっと忙しいのです。
すみません。近況報告でしたー
次回は、上棟した新築、竣工した改装のことにふれたいと思います。
]]>
秋の到来を におい や 空気 からたっぷりと感じます
]]>
「このごろ洗濯たたみを全然させてもらえないよう〜!」と号泣。
希望の家事ができないからって嘆くぐらい、
家族の一員としてがんばってくれてるなぁと 一両日経って思いました。
うちでは 一日ひとつ、週末ならふたつぐらいは家の用事に参加する
というルールがあって
○ 洗濯たたみ(テレビを見ながらのんびりできる)
○ 水切りカゴ(朝、昼の器、調理器具などを夕方いったん定位置に戻す)
○ お茶碗洗い(ほぼ出番のいらない食洗機のかわりに手洗い)
○ ゴミ出し
○ 調理
○ 食料の買い出し(週3〜4回)
○ 洗濯物干し(平日は母、週末は子供)
○ ドライワイパー(床掃除。すみずみまで)
○ ウエットモップ(週末)
○ お布団干し(私のみ)
○ 生ゴミコンポストからの土作り(私のみ)
○ 断捨離(週末、全員で取組んでみたり)
夕方頃に「水切りカゴする人〜?」と聞くと「はいっ!」と
声があがり、ノルマを達成します。夕食前に洗濯を片付けたい気持ちがあり、
だいたい夕方の時間帯で私か長女がすませることが多いのです。
(そのころ次女はまだ近所の友達と遊んでいます。夕食ぎりぎりまで!)
そんなわけで、人気のあるお手伝いを取りそびれた次女の
泣きながらのお茶碗洗いなのでした。
参加する中で、日々 家事というものがどのぐらいたくさんあるのかを
肌で感じてくれていると思います。
モノを減らしていくと家事もぐっと楽になるそうなので、
わたしはそれに継続的に取組まないと!
]]>
忘れないうちに少しかいてみます。
この夏のH夫妻のエピソードとしては、
「Yさん、服 破れてるよ」
「そうなん。服、10年着るとそこらじゅうが一斉に破れてくるね」と
真顔で話していたおふたり。家には美しい道具や 素材のよい布のみが
あり、ものがかなり少ない暮らしをされていて、衣類も10年という年月、
大切に着られているのがよくわかります。
高知に住むH家。もともとはわたしの従兄弟がつれてきてくれた
関東在住のご家族でした。福島原発事故を機に、西への移住を決意。
「関西で 葉山みたいなところってどこですか?」と第一声。
そのころH 家は、
オフグリッド(電気インフラから遠のいて暮らすこと)をめざして
自力発電とか、トイレもできればコンポストトイレで…
自力建設なんかもしたい。野菜を作りたい。貨幣をあまり使わない暮らしを
したい。と さまざまな地に住んできて そういう方向へ一歩を
踏み出していかれようというタイミングでした。そういう志の家族、
その後どうなっていくのかな?となんだか気になりときどきメールしたり
お電話したりしていました。
それから 京都市左京区、高知市を経て高知県香美市に居を。
古い家を 自力でDIYしたり友人につ手伝ってもらったりしながら
今、自宅棟、カフェ棟をつくり、畑を開墾しと くらしを紡いでいって
おられます。
わたしたちが、寝袋持参で遊びにいきたい!と打診したところ
小屋が完成すると思うので、ぜひどうぞ。ということでこの夏
昨年に引き続き高知へと車を走らせたのでした。
とにかく 気持ちのいいご夫妻でお話しするとこちらも
エネルギーが満ち満ちてくるそんなところが好きでまた会いに
いったという感じです。(あと、私たち家族も、高知に流れる
気 や気質に惹かれています)
なんと、到着2日前に手作り漆喰を塗り終えられたばかりの小屋に
泊めていただきました。
漆喰は なやカフェのゆうきさんという方の指導により ダンボールと石灰から
手作りしたとかで! 3畳ほどの極めてシンプルな小屋。
夜は 手製の網戸により虫から守られ、夜中にふった大雨もしっかりしのいで
でも、虫の音や月光を浴び、外で休んだようなそんな経験をしました。
ある夜は車の通らない道路の上に毛布をひいてもらって
蚊にさされないよう毛布をかけて、手にはかとり線香を
持って 6人雑魚寝でたくさんの星をみたり。
午前中に近所の直売所にいき、穫れたての野菜やスイカを
買い込み、野菜たっぷりのお食事をみんなでいただいたり。
夜は高知流の厚切りカツオのさしみに舌鼓をうって。
子供達が寝付いてからは大人達で おもしろいお話を
したり。日頃 ばたばたと忙しいわたしも ほんとうにリフレッシュ
させていただきました。
そして。滞在中はコンポストトイレをおかりしました。
とても簡単に快適に使用でき、下水道にお世話にならないトイレというのは
とても環境負荷が少ないだろうなと感じています。
今、ご家族ではゴミを極力ださない暮らしに取組んでおられます。
そういうことを、見直していくきっかけももらったこの夏でした。
]]>
大工さんのほうでは 構造材を刻んでくださっている段階で
それを見に、そして 今回の林産地である奈良県吉野へ見学にいきました。
樹齢50年の木、樹齢250年の木をみせていただき 今回の構造材70〜100年製
という時間の流れを 実際に感じてきました。吉野の山深いところで、杉の木が
大切に大切に育てられていました。
丸太→製材→天然乾燥→最終製材の工程を
今回お世話になっている(株)ウッドベースの中西社長にお話いただきます。
笠松大工の刻み作業場。一本一本に墨付け、手刻みが丁寧に行われています。
この日は金輪継ぎの部分も見せていただきました。プレカットが主流の
現在では珍しい光景です。
翌日、住まい手 Tさんから メールをいただきましたので 一部
掲載させていただきます。(+++以降)
建築というもの作りの中で、それにかかわるさまざまな
方々の想い、それに裏付けられたたくさんの仕事があるのだということを
少なからず 体感していただけたかなと思います。
+++
色々お話をお聞きしたり、
現場や山の空気を体験できてよかったです。
特に管理された美しい山を見て、
このような環境で育った木を使えることのありがたさに感謝し、
大切に住み継ぐ価値をまた新たに感じることができたように思います。
また、和田さんからはじまり、笠松さんや中西さんへと
縁をつなげてくださったことにも感謝です。
お家づくりに関わってくださる方々の
顔が見え・声が聞け・仕事がみられることの有りがたさも、
改めて実感させていただきました。
ありがとうございました。
]]>
誰あてに書いてもいいかわからず、モチベーションが。どうしましょう?
夏休み。小学生ふたりいて、仕事があって。
例年、忙しさはなかなかのものですが、今年は物件が
Tさん 地鎮祭から地盤改良までの時期
Mさん 大工さんひとりで改装工事中。大工さんもお盆休みあり
Uさん ご要望まとめ中。ご依頼待ち。
という感じで比較的スロー。
いままでになく春摘もゆっくりできたようなところも
ありました。気がつけば、真っ黒な次女とおなじぐらいの顔の色!
大問題です。2016夏遊び
3組で日本海へ磯遊び
市民プールでひと泳ぎ
遠方からのお友達と一日靭公園で水遊び
こども友達のお泊まり→映画引率
両親宅へお盆休み泊まりにいき。従姉妹あそび。
高知の友人を訪ね、川遊びや観光など
子供達に浴衣、髪型を整え夏祭りの送迎
まだやりたかったこともありますが、まずまずです。
暑さも楽しめて、秋になるのが少しさびしく感じられます。
さて、今週のTさん現場のほうは 現場はこんな感じ。
敷地の中で、建物をどこに どの高さでおくのがいいかの打ち合わせ、現場確認です。
目下、大工さんが下小屋で構造材を手刻み。近いうちに地盤改良がおこなわれる
段取りです。久しぶりの吉野材、久しぶりの手刻みで、わたしも嬉しく思っています。
+ +
週末は、戸建て改装の第25回目の打ち合わせがあります。竣工予定は10月初旬。
新築でのトータル打ち合わせ回数の目安が35回ですので、大規模改装の今回は
竣工までにはひょっとしてそのレベルまで到達するやもしれません。
高知の旅がすごくよかったので そのことを次回 少し書こうと思いますー
]]>
昨日、羽曳野のTさまの土地にて 地鎮祭を行いました。
猛暑、快晴の朝。
神主さんにお清めしていただき、ますますいいイメージがふくらみます。
※一枚もいい写真がとれておらず、写真は割愛します
笠松大工のほうで、吉野材(杉、桧)を一本一本刻んでいって
くださいます。ここまで(一年4ヶ月)は、住まい手さんと春摘で
目に見えない暮らしというものをいれる最善の器を、ああでもない
こうでもないと練り上げてきましたが、ここからはその図面をみて
大工さんがひとつづつ実物大原寸大で立体にしていってくださる段階。
次の幕があがった感じです。
どちらかというとわたしは現場大好きなので、楽しく現場通いさせて
もらいます。(とはいえ、全く気が抜けないのが現場監理)
高速にのって小1時間という距離につき気軽にはいけないのですが
おそらく15〜20回は通うことになると思います。
夕方 自宅のベランダでくつろぎながら、空を見上げるときれいな色の
雲があり とても充実した一日だったなぁと思いながら
静かな時間を過ごしました。
]]>
つき、少しゆるゆると過ごしてもどって参りました。
先週末 羽曳野の住まい手Tさまと工務店さんと 工事契約の
運びとなりました。
アプローチ目線での外観。庭はシャープな木塀で囲みます/模型
2階リビングです。南に部屋の一部のような繋がりをもつバルコニー/模型
大屋根が70%ほどかかります。
外とのつながりに勝る 心地よさはないと考えていますので、
諸条件の中で、できるだけ外を取り込むような計画をしました。
素敵なお住まいになるよう、引き続き気を引き締めていきたいです。
+++
猫の動きから学べ!ということで、時間帯、季節による猫の
居場所にも注目している春摘です。
(雨の日をのぞいて、このごろはほぼずっと外にいますね)
]]>