「長く使って素材に味が出て、そして愛着が増していく」そんな住まいをお渡ししたい。
設計事務所「春摘」の日々を綴ります。
冬のかんきつ

こどものころの想い出。

 

忙しくあまり家にいなかった父ですが、週末たまに はちみつレモンを

 

作ってくれて、それをバターしっかりのトーストに塗って食べるのが美味しかった!

 

って、そんな想い出話したら、「作ってたかな?どうやって作るんやろ?」

 

って本人忘れてました…

 

 

 

 

 

さて。アロマ関係の齋藤氏から、嬉しい贈り物でした。

 

国産無農薬のベルガモットオレンジ(とても稀少らしいです)

 

 

試行錯誤で、調理開始です。

 

果肉は苦すぎて、食べれたもんではないと聞くので、皮だけ天日干しかなと
思っていたところ、あまりにも瑞々しくて捨てるには忍びないので、
グレープフルーツを足してジャムにしてみました。
できあがりは、なかなかの苦み!クッキーにクリームチーズ+このジャムで
いただくと、いい感じのハーモニーで美味しいです。
天日で干した皮は、こまかくして紅茶にいれると芳しいアールグレイに
なるそうで、とても香り高かったですよ

 

 

| | 12:23 |
台所考 台所は戦場である

台所/毎日、体をつくる食を生み出す場所。

 

 

 

「さー、食べるよっ!」と誘う瞬間の 調理場(裏方)の状態と

 

いったら 見せられたものではないです。戦場です。

 

 

私は料理は嫌いではありません。でも凝った料理はほとんどしません。

 

一週間に一度、三重の農家さんからお野菜セットが届くので、その野菜と

 

肉や魚、豆類との組み合わせ等を考えて夜ご飯でも30分ぐらいでさっと作ります。

 

(朝からこんぶ、いりこ、かつおを水に漬けとく等の仕込だけはしておきます)

 

 

 

学校から帰った子供に「今日 ごはん何?」って聞かれると

 

「名もなき料理!」という返事をすることもけっこうあります。

 

 

 

 

炊きたてのご飯にまさるものはないと思っているので、できるだけ

 

食べるたびに炊飯をしたりの手間は惜しみません。なので、うちの

 

冷凍庫はほとんど空っぽです。冷蔵庫もけっこうスカスカかな。

 

 

 

 

 

住宅設計で、台所の設計ってけっこう重要ですが、調理スペース、配膳スペース、

 

ある程度の収納スペースがあれば、機器そのものにはあまりこだわってはいません。

 

わがやのキッチンはもう倒産したキッチンメーカーの廉価なものをいれている

 

ぐらいです。セットでついてきた食洗機もほとんど使用せず。わりとどんな台所でも

 

料理ってできるのではないかというのが、私の考えです。

 

 

 

▼わが家の台所(端材で作った配膳台と大学で拾った食器棚)

 

 

 

 

コストがかけられる方だったら、オーダーでステンの天板を折り、無垢の板で

 

キャビネットをしあげれば すごく素敵だなぁ〜。

 

50年後ぐらいが楽しみになりそう!とは思います。うらやましいですね。

 

 

 

 

 

コストがなければ2400、2550のセットもののシステムキッチンで全く問題なし。

 

代わりにほかの素材の仕様アップすることをすすめることが多いです。

 

あと、天板は人造大理石よりステンレスをおすすめしてます。

 

個人的にはIHよりも ガスコンロ派です。

 

春摘の立ち位置は、住まい手さんによってどういうキッチンが似合うのかを

 

提案するソムリエのような。

 

 

 

 

 

 

余談。

 

すてきな友人の台所に大きな神様がおられたので、いいな!と思ったので、

 

小さな小さな台所の神様コーナーを作りました(数年前)。

 

インドのAuro villeで求めた3センチたらずの神様。

 

 

置いているのはスピーカーの上。この台所の神とラジオや音楽のおかげで

 

調理もちょっと楽しくできます。鼻歌をうたいながらの夕方の調理時間は

 

けっこういいリフレッシュになっています。

 

 

 

 

 

 

| 設計 | 15:32 |
17年目の住まい/大津市

 

私が事務所をたちあげてすぐの一軒目のお住まい。早いもので築17年目に

 

はいります。今週は、とっても久しぶりに顔を出してきました。

 

 

 

ご夫妻が、変わらずお元気で暮らしておられ、住まいをもうすっかり

 

住みこなしておられる光景が、うれしいものでした。素材もいい感じに

 

時間を重ね、柔らかい温かみのある空間がありました。

 

 

 

 

外部は、左官の塗り壁などは特に修繕の必要もない状態。

 

ガルバの屋根も状態よしです。板壁と破風のステイン塗装がおそらく

 

5年以内には必要かなというところです(7年目ぐらいにも塗装しました)

 

 

内部は、数カ所のメンテナンスがあるぐらいで、木製の浴室引き戸も

 

吉野杉赤身の浴室壁、天井も状態よし。老齢のワンちゃんのためにタイルカーペットを

 

しきつめておられましたが、無垢の板自体も状態よしでした。無垢の唐松には

 

ご夫妻で5年にいちどほどオイルを塗ってくださったとのことでした。

 

 

 

 

庭の緑も育ち、室内からも目に鮮やかです。外部の木製建具も

 

状態よく、動いています。

 

 

 

印象的だった奥様の言葉。

 

 

「前に住んでた家では15年とか住むとぼろくなる汚くなるという感じが

 

したんだけど、こういう家はそうならないのね」

 

 

 

「お風呂に板の壁や天井ってメンテナンスがいらなくて逆に楽なのね」

 

…換気に気をつかっていただいてたので、状態がよかったのです

 

 

 

 

「緩やかな階段と 柔らかい材料(杉40ミリ厚)で上り下りしやすいわよ」

 

 

 

「台所はまだまだいけるし、使い易い!でも この上部の蓋からいれる

 食洗機は使いにくいのでいつか替えたいかな」

 

 

「片付けるのが苦手だから収納が多くて、助かってます。特に玄関脇の納戸」

 

 

 

「夏はこの窓とここを開けとくと風がすーっと通ってエアコンもいらない

 

ぐらいだったけど、ここ数年の暑さはちょっと違うわね」

 

 

「冬場は床暖房でだいたいいけて、足元に補助暖房をつける

 

ことがたまにあるぐらい」

 

 

 

 

 

+  +  +  +  +  

 

 

持ち帰った宿題を 清水工務店 社長さんへつなぎ、そのフォローにもさっそく

 

動いてくださったようで、目の見えるチーム作り、心地よいスピード感!

 

 

工事中の写真も確認してもらい、気分は浦島太郎ですー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| おたより | 15:39 |
大規模な改装/大阪府

昨年の仕事になりますが、まとめます。

 

 

 

以前は、DK が狭く暗く、庭が眺められないという間取りでした。

 

 

部屋の用途を入れ替えたりしながら ばーん!と庭が楽しめる居心地のよい

LDKをしつらえました。ほとんどの生活はここで行われるのですから。

 

 

LDK。アルミサッシも気密断熱のいいものに入れ替え、床壁などの断熱補強も

 

したので、居住性が数ランクアップしています。コーナー部が窓だったのですが

 

耐力壁を増やし、構造補強をしています。

 

 

 

玄関からLDKへ入ったところ。

 

 

 

 

 

 

家の中心に 薪ストーブを設置。冬、とても快適な温かさだったとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼以前の台所と食堂。

この部屋は床の間のある仏間 兼 将来的な寝室へ変更。

 

庭の緑も猫間障子ごしに楽しめます。

 

 

 

+  +  +  +  +

 

 

▼以前の仏間。南開口部に面した家で一番気持ちいい場所です。

 

 

 

 

 

同じアングルで。新しくLDKとなりました。庭との関係性がぐっと近いです。

 

智頭ヒノキのウッドルーバーが繊細できれいです。

 

 

 

 

+  +  +  +  +

 

家事に嬉しいスペース。

 

キッチン隣接の勝手口から出たところに 洗濯機、物干スペースを

 

作りました。風は通り、雨はしのげます。外に置いてもいい道具などを

 

納めるのにもとてもよいスペースです。

 

※床に見える丸いものは ご使用中の井戸です。

 

 

 

 

かなり、大規模な改装でしたが ここからの数十年、

 

ご家族の生活をしっかりと支えていけるものとなったと

 

思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 設計 | 13:35 |
無垢の床 経年変化/8年目

 

4年ぶりに無垢の床にオイルを塗りました。竣工後8年で3回目です。

 

無垢の唐松材にはだいぶん風合いが!

 

 

 

大型の家具を動かせるだけ動かして 床板3枚ずつ作業を進めました。

 

私は リボスのメルドスハードオイルか蜜蝋ワックス(Cタイプ)をよく

 

使うのですが、今回はリボスのほうでいきました。

 

 

オイルを薄く塗り込んで、10分後ぐらいをめどに力をいれて拭き取り。

 

拭き取りが甘いと、べたつきの原因になってしまうので力をこめて行います。

 

一人で家全体。延べ2日、合計8時間ほどの作業でしたが、2日目の朝に

 

背中に筋肉痛がでたぐらいです。終わっての達成感はなかなかのものです。

 

床もひとまわりしっとりとして、また数年は放っておいてよさそう。

 

 

 

 

無垢材の床ってお手入れが大変では?とか

 

高価では?とよく質問をうけますが、答えはどちらもNOです。

 

 

 

 

日常のお手入れは ワイパーでさっとホコリをとるか掃除機。

 

ごくまれに、雑巾がけです。引っ越してきた8年前、下の子は2歳。

 

おもらしや、ジュースをこぼしたり、ごはんを落としたり、おもちゃを

 

ぶつけたり。またここのところ猫が家族にはいったので、爪の跡もたくさんあります。

 

でも、そんなことも含めて床は十分うけとめてくれています。

 

 

 

コストは、林産地に近い方から直接買わせてもらうので、塩ビ系の

 

建材に比べると多分倍ぐらいはしますが、決して高価ということも

 

ありません。気をつけることと言ったら 無垢材を貼れる大工さんに

 

貼ってもらうこと。無垢材は天然素材ですし、やはり伸び縮みするので

 

そのあたり作法が分かっているかたでなければ 後々、不具合がでると

 

思います。

 

 

 

季節のいいうちに大掃除をすませておけたらな!と家のいろいろなところを

 

数年ぶりにお手入れしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 11:55 |
古びたものたち

 

入居して8年になる 今や猫のつめ跡だらけの唐松の無垢板。

 

(これは8年前は新品でした!)

 

 

木箱はMさんから、スツールは学校の処分品、壺はYさんから

 

いただいたもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと暗いなと8年思案してたキッチンの一角にこのスポットライト。

 

つい先日、Nさんよりいただきました!イメージぴったり。

 

 

 

夜、キッチンの灯りをこのスポットだけにすると 部屋の奥行き感が

 

増したように感じます。次女の絵を飾ってみましたよ。

 

 

 

あと、こんな色サンプルもNさんからもらってきました。何作ろうかな。

 

 

 

次の朝、次女がお布団の上でこんな色遊びをしていましたよ。なかなか素敵!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 暮らし | 18:14 |
まどのいえ 再訪

お引き渡しからそろそろ2年。先日、篠山の「まどのいえ」へ

 

行ってきました。どうせだったら、ゆっくりと時間がとれるように…と

 

思っていたので、そうなるとなかなか時間がとりにくく、

 

すぐには行けずだったんですが、ようやく!

 

 

芝生もきれいに生え揃い、黒目の外観とのコントラストがまぶしいぐらいです。

 

 

アプローチの草木もいい感じに育ち、彩りをそえてくれています。

 

造園やさんの狙いが、今回の訪問でよく伝わってきました。

 

 

 

大きなデッキのある、庭側も少し高低差のある地面に、気持ちのよい

 

ような芝生が育ち、お孫さんが走る姿が目に浮かぶようでした。

 

(もともとそれが 住まい手さんの夢につながるリクエストでした)

 

 

 

 

一角には、お母さん手製の薪置き場が!

 

まだ残る建築廃材と、生木を自身でもらいチェーンソーで切ったという薪が

 

並べられてました。篠山は寒い盆地(5地域)ですが、冬の昼間は

 

薪ストーブをたくことはなく、日が落ちてから薪をくべ、夜間小さくした

 

火種で朝まで。というペースでご使用のようで、薪の使用量は少ないご様子

 

でした。すっかり薪ストーブが生活の一部になっておるなんて うらやましい

 

ですね。

 

 

 

 

 

お料理上手な住まい手さんに お昼ご飯をごちそうになり(!)、さらに

 

お手製のジャムとサンショ味噌までいただいて、あー楽しかったと

 

帰り道につきました。この夏、テンションのあがるおやつは

 

練乳+いただいた苺ジャムでのイチゴミルクかき氷!感謝です。

 

 

 

 

オーダーで作った食器棚にも 生活の器がならび、趣味のカゴも置かれていて

 

楽しげです。

 

 

 

二年経ち、お住まいとご家族がなじんだ感じが伝わったことや

 

暮らしを楽しんでおられること、使い心地のうれしいご報告など。

 

 

 

次にまたふらりとご訪問する日を楽しみにしています☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 設計 | 15:26 |
暮らしの灯り

先日、引き渡し時としては最終回の打ち合わせをしに

 

夜にお家を伺いました。ご家族は住み始められてわずか数日。

 

 

まだまだ、「家という器」に行動や体感がフィットしない時期です。

 

 

ここからすこしずつ、体が慣れていくものです。

 

設計した住まいの夜の照明の感じなどを体験するのが 

 

この日の訪問が初めてだったので、いい機会となりました。

 

 

基本的には電球色でそろえているので、思った通りあたたかい灯りだなぁと

 

感じました。少し控えめな照度で、集う場所に光を落としています。

 

 

まだ少し照明計画などに 改善が必要でしたので 電球の入れ替え

 

などをしてもらって引き続き検討しています。

 

 

+ + +  

 

 

 

17年前に竣工した 住まい手さんご夫婦からも先日、連絡があったので

 

ごぶさたです!のご挨拶かねて、来月お伺いしようと思っています。17年経って

 

家は、暮らしはどうなっているのか、ご家族のお話が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 設計 | 11:54 |
小さなサロンのある住まい/羽曳野市 完成写真

6月中旬に見学会をさせていただきました羽曳野の新築。

 

こちらで撮った拙い写真ではありますが、少しまとめましたので

 

ご覧ください。

 

 

角地に建つ住まいです。視線をある程度さえぎりつつも、

 

風を受け、そして家の中を通すように配慮しています。

 

    

              +

 

 

 

格子内部の半屋外空間。軒下で壁や格子に囲まれており、使い易い

 

空間になっています。勝手口、洗濯物を干したりの用途です。

 

 

              +

 

 

 

 

内部空間は、無垢材とフェザーフィールで温かみのある仕上げとしています。

 

LDKに隣接して 広めの(10帖大)南バルコニー!

見学に行った吉野の杉で家が造られていると思うと、また一層愛着がわきます。

 

 

 

              +

 

 

 

 

 

 

この後、住まい手さんがウッドデッキをDIY!

さらに室内のような雰囲気になりますね。ここでご家族のたくさんの
物語を紡いでいただきたいです。雨の日でも出れますし、ラッキーなことに
あまり蚊がでません。
              +
架構と一緒にデザインした台所の特注家具。奥様の念願、アイランドキッチン。
              +
書斎コーナー。ここ 居心地かなりよいです!
              +
隠れ家的なサロン。こじんまり。おひとりずつお迎えとのことで、
ゆっーたりと癒やしてもらえそうです。
そろそろお引っ越しされるかな…と春摘の手を離れたばかりの住まいに
想いを馳せる昼下がりです。
| 設計 | 14:25 |
庭でごはん

 

この季節は 気温がちょうどよく、庭にコンロを出して夕ご飯をたべたりと

 

ゆっくりとした時間を楽しんでいます。

 

ちょっと前は、おむかいさんをお呼びして一緒にお肉をいただきました。

 

お向かいさんにとっては 数十年ぶりのBBQだったそうで、ちょっと緊張

 

しました!

 

 

 

またある日は、さんまと焼きそばという実にフツーのメニューだったんですが、

 

それでも外で食べると美味しいし、楽しいのです。

 

 

 

 

 

宵から 夜にかけて、実にゆたかな時間となり10日に一度ぐらいは

 

楽しみたいです。真夏や真冬はできないので、この季節限定ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

| 暮らし | 16:46 |
春摘について

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